はまみ音楽教室おたより

愛南町の音楽教室「はまみ音楽教室」のブログです♪

継続は力なり

 1週間に1度、約1時間かけて通っている合唱団のボイストレーナーの先生に紹介していただいた2冊の本。そのうちの1冊を、今少しずつ読んでいます。先生は、実は合唱団のボイストレーナー兼私の声楽の先生でもあります。

 その本は、ひとりでできるアレクサンダー・テクニーク ~心身の不必要な緊張をやめるために~  です。ちなみに、「音楽科ならだれでも知っておきたいからだのこと」は、まだ読んでいません。😢 

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    前回の合唱団のレッスンでは、先生自らが一部分を読んでくださいました。要するに読み聞かせです。しかし大きく違うのは、姿勢を正しくして座り、動かずに聞くことです。瞑想のようなものです。「動かずにいる」ということは、自分自身を認知することだそうです。先生が読むその文をじっと動かず聞いていると、自分の集中力のなさと体の変化がわかってくるのです。不思議な感覚を覚えました。歌もピアノも、その他の楽器も、そしてスポーツもすべて脱力が大切で、心身の不必要な緊張をいかにしてなくしていくかが最大の課題なんだと、改めて気がつかされました。しかし、それが難しいんですよね。

  そこで・・・。実験?をしてみました。

 ピアノを弾く前に目を閉じ、しばらく無の状態で5分間瞑想して弾くようにしてみました。結構5分は長いです。しかし、本当は10分がいいそうです。

 結果は・・・。すぐは無理ですね。笑 でも、かなりノーミスで弾くことができるようになったのは事実です。そして最大の変化は、力を抜くことを意識して弾くようになったことです。これは歌もそうです。

 

 実は今日、来週の発表会のリハーサルがあったのですが、さっそく5分間瞑想してリハーサルに臨みました。結果は、ひどい演奏で終わりました。周りから聞こえてくる音をシャットアウトするほどの集中力はなく、耳をふさいではみたものの、やはり無理でした。雑念を払うほどの力をまだ持ち合わせていないようです。 

 まさに、「継続は力なり」です。

 とりあえずこの2冊の本を早く読み終え、毎日実践していこうと思います。