つながり
昨日は、マンドリンの演奏会を聴きに行きました。マンドリンの生演奏を聴いたのは、初めてかもしれません。
そんな私がどうして行くことになったかというと、教員をしていた頃の教え子が、クラリネットとピアノで特別出演するということを聞いたからなのです。
教え子といっても、一人は、私が大学生の時の教育実習で出会った生徒です。私の指導教官が担任するクラスの生徒でもあり、吹奏楽部に所属していた生徒でもあったため彼女のことを、とてもよく覚えていました。
しかしその後彼女は、私の母校でもある高校の音楽科に進学し、私も愛南町の教員となり疎遠となっていたのですが、先日行われた高校の同窓生によるコンサートで、再会したのです。
それだけではありません。その時に、彼女のピアノ伴奏をしていたのも、私の教え子だったのです。
人とのつながりや縁というのは、本当に不思議なものです。
コンサートでの奇跡的な再会のおかげで、あんなにすばらしいマンドリンの演奏を聴くことができたのですから。
マンドリンの素敵な音色と、柔らかく澄んだ音色のクラリネット、そして、繊細で輝く音色のピアノが合わさった、素敵な音楽に浸ることができ、本当に幸せを感じました。
マンドリンを演奏された方々、本当にお疲れさまでした。工夫を凝らしたプログラムで、最初から最後まで、食い入るように聴かせていただきました。
次は、クラリネット、ピアノ、そして歌によるトリオをしようと約束して帰りました。
実は、ピアノの彼は、すでに私の歌の伴奏者としてスタートしています。
6月のコンサートで歌う、ブラームスの歌曲の伴奏をしてくれることになっています。本当に楽しみです。